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クリスタルパージは色替え、材料替え、炭化異物の洗浄用として新しく開発したパージ剤です。
ガラス繊維は一切使用していません。高分子材料にガラス繊維を充填して、物理的にかき取る方法はスクリュー本体、逆流防止リング等3点セット・加熱シリンダー内壁が傷み易く、わずかな傷から摩耗が広がり、次第にクリアランスは許容範囲を超えて拡大し逆流現象を来して、様々な悪影響を生じさせます。
金属が一度摩耗するともう復元することは出来ません。ガラス繊維によって摩耗は増々進行していきます。また、摩耗部分には樹脂の滞留も起こり熱劣化によって滞留した樹脂は分解し、やがて炭化層を形成して金属に固着してしまいます。そして固着された炭化物が様々な条件により部分的に剥離され、成形樹脂に混入して排出されてきます。その結果、成形品不良(炭化異物混入)となるのです。また、ガラス繊維入りのパージ剤は比重分散により、軽質の樹脂が先行して流動するのに比べ、重質のガラス繊維はどうしても遅れて流動するため残留性に問題が生じます。
特にスクリューヘッド・カラーリング・逆流防止リング、俗にいう3点セット部は単純なスクリューとは違い形状が複雑で流動が悪くなっているため滞留しやすい。そのため、後継樹脂に切り替えてもガラス繊維が邪魔をしてスムーズに後継樹脂に切り替わらないという問題が生じます。
このことは加熱シリンダー内部のみならず、ホットランナー金型に対しても同様の影響を与えるということは言うまでもありません。
クリスタルパージは最高級界面活性剤に特殊添加剤を配合させて、開発した新しいパージ剤です。
界面活性剤分子と特殊添加剤がスクリュー及び加熱シリンダー内壁に付着した劣化樹脂や炭化物に対して界面張力低下作用を与え、分散力・浸透作用により付着物にしみ込んで活発なそして強力な洗浄効果を引き出します。
今までも界面活性剤入りのパージ剤を市販しているメーカーもございますが、弊社の最高級界面活性剤は界面張力低下能力が極めて小さな数値を示し、物性的に優れています。 |
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| 多品種少量生産の時代においていかにスピーディーに作業を行い、ロスをなくし、そしてコストカットできるかが最も要求されます。クリスタルパージは多品種少量生産に大きく活躍・貢献できる商品として開発いたしました。 |
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多品種少量生産における問題点
(悪い流れ)
1.段取替えの多発による段取時間の増大化。
2.不十分なパージ作業により品質が不安定。
3.不良率の増加。
4.納期遅れ。(不良分の再生産を行わなければならない。)
5.成形材料の無駄・材料ロス発生。
6.生産コスト全般の高騰。
(良い流れ)
1.段取替えの多発による段取り時間の増大化をいかに縮小するかあらゆる面から見直す。
2.完全なパージ作業により品質が安定。
3.不良率の激減。不良「0」へ目標を持つ。
4.納期が守られる。
5.成形材料のロスが無くなる。
6.生産コストの削減が計られる。
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| パージ作業は成形行程の中で非常に重要な作業です。いかにスムーズに色替え、材料替えが出来るか、また炭化異物をなくすことが出来るか、それは上記の流れで示したように品質安定に大きく影響します。そして生産コスト削減のために大きな役割を担っているのです。 |
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| グレード |
使用温度範囲 |
区分 |
適応樹脂 |
| S |
180〜320℃ |
スチレン系樹脂
エンプラ樹脂 |
AS,PS,AAS,ABS,
PVC,PMMA,PC |
| G |
180〜260℃ |
オレフィン系樹脂
エンプラ樹脂 |
PE,PP,POM,
PA,PBT,PET |
| H |
260〜370℃ |
スーパーエンプラ樹脂 |
PPS,PES,PEI,
PPO,PAR,LCP |
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| 【使用前に】 |
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ご使用前には必ず製品MSDS、カタログをお読みください。 |
| 【作業について】 |
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| 1. |
乾燥はしないで、そのままでご使用下さい。 |
| 2. |
グレードに設定されている使用温度範囲内でご使用してください。 |
| 3. |
スクリュー回転時に大きな負荷がかかる場合には、樹脂温度を少し上げるか、回転数を下げてご使用下さい。 |
| 4. |
パージ温度は、成形されていた樹脂温度と同一温度で洗浄するのが効果的です。 |
| 5. |
パージ作業はすみやかに行い、長時間高温設定での滞留は避けてください。 |
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| 【安全上の注意点】 |
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| 1. |
高温でパージする場合は、樹脂の飛散等に十分注意して、作業には保護具(手袋、保護眼鏡)を着用してください。 |
| 2. |
作業中に発生するガスは、局所排気装置を設置して排気することをお薦めします。 |
| 3. |
製品パレットが床面や機械テーブル上に漏出した場合は、滑って転倒する危険がありますので必ず回収処理してください。 |
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| 【保管について】 |
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| 1. |
本製品は可燃性材料ですので、熱及び発火源から離れた場所に保管してください。 |
| 2. |
開封後は、湿気やゴミが入らないように注意し保管してください。 |
| 3. |
直射日光、水漏れ、湿気を避けて保管してください。 |
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| 【廃棄について】 |
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| 1. |
本製品の廃棄物は、埋立て又は焼却によって処理できます。 |
| 2. |
本製品を埋立て又は焼却によって処理する場合には『廃棄物処理及び清掃に関する法律』に従って処理してください。 |
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| 【その他】 |
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本製品はプラスチック成形機・押出機の加熱筒(加熱シリンダー)内のパージ剤です。従ってこの目的以外にはご使用できません。
その他ご不明な点が有りましたら、事前にご相談下さい。 |
| 【荷姿】 |
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25kg入り(クラフト紙袋) |
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機械の種類 |
使用量(目安) |
| 成形機 |
50〜90トン
100〜150トン
200〜600トン
700〜1300トン |
0.3〜0.5kg
1.0〜1.5kg
2.0〜4.0kg
4.0〜9.0kg |
| 押出機 |
40mm
65mm
90mm
120mm |
1.0〜3.0kg
5.0〜8.0kg
9.0〜12.0kg
15.0〜25.0kg |
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| 【一般的な作業手順】 |
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| 1. |
成形していた材料を加熱シリンダーから全量排出する。
(加熱シリンダー内の樹脂を抜いて、空にする。) |
| 2. |
ホッパー内を掃除する。成形していた材料が残っていないかしっかり確認を行う。 |
| 3. |
クリスタルパージを必要量ホッパー内に投入する。使用量は上記の使用量目安(もしくはカタログの使用量目安)を参考にしてください。 |
| 4. |
ノズルを後退(射出台を後退)させ、背圧を下げてスクリューを回転させる。ノズル先端からクリスタルパージが排出されてきたことを確認し、射出・計量を繰り返しパージの実施をする。(この際出来る限り射出・計量は高速で行う。) |
| 5. |
パージが完了したら、ホッパー内を掃除する。必ずパージ剤(クリスタルパージ)が残っていないことを確認してから、次の成形材料を投入する。 |
| 6. |
成形材料でクリスタルパージを完全に加熱シリンダー内から全量排出し、成形を開始する。 |
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※
※ |
パージ温度は成形していた時の温度設定のままでご使用下さい。
パージ温度は使用温度範囲内でのご使用を厳守してください。 |
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【シール剤としての作業手順】
停止するとき |
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| 1. |
上記の一般的な作業手順の4まで同様。 |
| 2. |
計量全ストロークの二割程度クリスタルパージを加熱シリンダーに残す。 |
| 3. |
ヒーター電源を切る。(ヒーターブレーカーOFF) |
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| 開始するとき |
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| 1. |
ヒーター電源を入れる。(ヒーターブレーカーON) |
| 2. |
設定温度になったら、成形する樹脂の前に、必ずクリスタルパージで再洗浄する。 |
| 3. |
上記の一般的な作業手順の4から同様の手順で行う。 |
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